土壌汚染対策工事における鋼矢板打設費用

工事費用は複数の業者から見積もりを取りましょう

1月に汚染土壌浄化の御見積を提出した際に、クライアント様

から「浄化費用の中のシートパイル打設費用が高額ですね」と

内容説明を求められました。

筆者も汚染土壌が地下深くに存在する案件時に痛感します。

シートパイルは、特別な案件以外は大抵「仮設」です。

建設現場の足場と同じで、浄化工事が終われば引き抜き

撤去します。それだけに今回の案件の様に、直接の浄化費用

と変わらない費用が掛かるとなると「うーん!」となりますね。

しかし、汚染土壌を掘削除去する場合は避けて通れません。

上記画像は汚染土壌の掘削除去における鋼矢板打設画像です。

深く掘削する現場では、補強(切梁と言います)が必要。

掘削時の横からの「土圧」は凄く、ボーリングデータから

強度計算して部材と打設深度を決定します。

鋼矢板の長さは、少なくとも掘削深度の2倍は必要です。

 上記画像は打設するシートパイル長さ7メートルで

レンタルです。この場合でも掘削深度は3メートル程です。

シートパイルはレンタル品が大半で、打設時に曲げたり破損

した場合は、買取となり慎重な作業が必要です。

地中障害物が無いように先にオーガというドリルで先行掘り

します。

オーガ(ドリル)で下穴を掘ります。

そのあとシートパイルを打設します。

打設時は、驚くほど静かで振動も微小です。

5メートル以上に掘削が進むと、下で作業をしても少し怖い

感じがします。ボーリングデータから強度を設計していても

恐怖を覚えます。

シートパイル打設費用は、節約は出来ないのでクライアント様

には、丁寧にご説明してご理解を頂いています。

汚染土壌浄化工事に使用されたシートパイルは徹底して

洗浄され返却されます。汚染拡大になると本末転倒になります。

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クリーンプラネットです。

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