土壌汚染と油水分離槽
油水分離槽の蓋を開けて点検清掃していますか?
上記の画像はガソリンスタンドの油水分離槽と仕組みの説明です
油水分離槽は読んで字の如く、油と水を分けて油を下水に
排出せず回収する装置です。油が水より軽い性質を
上手く利用しています。基本的に構造は昔から変わりありません
ガソリンスタンドの解体工事で、この油水分離槽付近からの
油汚染土壌が発見される事が多く見られます。
又、解体工事前の土壌調査でも必ず調査対象になる箇所です。
油水分離槽は、狭いガソリンスタンドでも2箇所は有ります。
その他洗車機の土間にも必ず有ります。
大切なのは、日頃の点検清掃です。「でも点検は何処を?」
日頃の点検は、まずは蓋を開けて各槽に水が溜まっているか?
ゴミや油の滞留は無いか?だけで結構です。
底面に堆積している土砂は、専門業者に回収を依頼しましょう。
1年に1度程度土砂を回収すれば、少なく済みます。
「水は溜まってないよ!」となれば大変です!修理が必要です。
通常は必ず水が溜まっています。破損して水が抜けている可能性
が有ります。油が流失して土壌汚染になりますので早急に対処が
必要です。ガソリンスタンドでは油水分離層は簡単には
破損しません。しかし建設当時のままの油水分離層は多く
30年使用している所も普通に多く有ります。
土壌汚染を防止し、多額の処理費用を回避する為にも日頃の
点検メンテナンスが重要ですね。
「ありがとうを未来に残そう!」
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クリーンプラネットです。